Raspbianの以下の日付の初期設定の主な設定方法です。

Release date:2015-09-24

(ファイル名は’2015-09-24-raspbian-jessie.zip’)

起動すると、いきなりGUIのデスクトップ画面になります。

右上の「Menu」→「Preferences」→「Raspberry Pi Configuration」をクリックします。

rspiConfig1

各設定は、OSをリブートしないと有効にはなりません。とりあえずすべて設定してからリブートします。

まず、使えるメモリサイズがOS本体のサイズとなっているのを、

SDカードめいっぱいとする設定をします。

「Expand Filesystem」をクリックします。

OSをリブートしないと設定したことにならないよ、というメッセージが出るので、「OK」をクリックします。

rspiConfig2

つぎに、オーバースキャン(表示画像をテレビ画面に合わせているためPCモニターでは欠けてしまう)を無効にします。

「Overscan」を「Disabled」にします。

rspiConfig3

日本語の設定をする前に、フォントをインストールしておきます。(これは今後のアップデートでは不用になるかもしれません。)

ラズパイがネットワークに繋がっている必要があります。有線で繋げていれば、特になにも設定する必要はありません。

 

デスクトップ上の黒いモニタのアイコンをクリックして、コマンド入力ウィンドウ(LxTerminal)を開きます。

rspiConfig4

まず、OSのアップデートをしておきます。

sudo apt-get update

sudo apt-get upgrade

次にフォントをインストールします。

sudo apt-get install fonts-droid

インストールが無事終わったら、「Raspberry Pi Configuration」画面上部の「Localisation」タブをクリックします。

「Set Locale」をクリックし、「Language」を「ja(Japanese)」に、「Country」を「JP(Japan)」に、

Character Setを「UTF-8」に設定します。

rspiConfig5

時間を日本標準時とします。「Set Timezone」をクリックし、「Area」を「Asia」に、「Location」を「Tokyo」に設定します。

rspiConfig6

設定には、少し時間がかかります。

rspiConfig7

キーボードを日本語のキーボードに設定します。「Set keyboard」をクリックし、「Country」を「日本」にします。

「Variant」(キーボードの種類)は「日本語(OADG 109A)」に設定しました。(お使いのキーボードに合わせて設定してください。)

(OADG 109AではShift+0を押したときにチルダ~が出ません。ただの「日本語」を設定すると出ます。)

rspiConfig8

最低限の設定はおしまいです。

「Raspberry Pi Configuration」の「OK」をクリックすると、リブートするか聞かれるので、「Yes」をクリックします。

rspiConfig12

おまけですが、バージョンアップしたRaspbianでは、接続したUSBメモリなどを抜くときは、画面右上のイジェクトボタンのアイコンをクリックするだけで、安全に取り外すことができます!

rspiConfig11